バスタード!! 暗黒の破壊神

Ankoku no Hakai Kami
情報

シノプシス: プロローグ かつて、人の力「科学」によって生み出された「破壊神アンスラサクス」と「邪神群」の手により文明は崩壊した。この災害「大破壊」を生き残ったわずかな者達は新たな文明の力、「魔法」を手にし、血と肉と鋼とそして魔力の時代を迎えた。 それから四百年。絶大な力を持ち、配下に四天王や闇の軍団を率い大陸に征服戦争を仕掛けた爆炎の魔術師「ダーク・シュナイダー (以下D・Sと表記)」は、多くのゴーレムを操り長きに渡り大国や五英雄達と争った末、伝説の「竜戦士」となった竜王子ラーズ・ウルと相打ちになり滅ぼされる(魔操兵戦争)。 だがこの際、D・Sは密かに転生の秘術を用い赤子の身の内に転生する。しかし五英雄の一人ジオ・ノート・ソートによって覚醒する前に封印され、ジオの娘ヨーコと共にルーシェ・レンレンとして争いとは無縁の暮らしをすることになる。 闇の反逆軍団編 魔操兵戦争から15年後、D・Sのかつての配下だった四天王が大陸の四つの王国に侵攻を開始した。 侵攻は列国最強のジューダス王国を降して、ティア・ノート・ヨーコたちが住むメタ=リカーナ王国にも迫った。その対抗のため、ヨーコは父親・ジオから授けられた魔法を用い、ルーシェの中に眠るD・Sを復活させる。復活したD・Sは己の欲望である世界征服を宣言するものの、ヨーコの説教もありしぶしぶ侵攻勢力と戦った。結果、メタ=リカーナを守護して行動するD・Sは四天王と対立することとなるが、その戦いを経て彼らのうちの二人、ニンジャマスター・ガラ、雷帝アーシェス・ネイが再び仲間となる。 シーラ・トェル・メタ=リカーナ王女が持つアンスラサクスの封印を狙い、残った四天王のうちの一人、闇の僧侶アビゲイルが単身メタ=リカーナへと乗り込んでくる。D・Sはアビゲイルと戦い、激しい攻防を繰り広げた。下半身を失うほどの激戦の末、アビゲイルを退けたかに見えたD・Sだったが、ヨーコを人質に捕らえられ危機に陥る。アビゲイルは封印を要求するも、ヨーコの最後の抵抗に阻まれ倒れ、その断末魔の爆発によりメタ=リカーナは崩壊。D・Sたちも行方不明となってしまう。 地獄の鎮魂歌編 メタ=リカーナ崩壊から2年。四王国を降した四天王カル=スは、破壊神最後の封印を解こうと配下の魔戦将軍達に封印を守るシーラ姫を探させ続ける。その中でカル=スの軍団に反抗する勢力が現れた。亡国ア=イアン=メイデの侍達と、行方不明となっていたヨーコである。侍達の隠し砦「武家屋敷」で17歳に成長したヨーコとルーシェ。しかしこの2年間、D・Sが復活する兆しは現れなかった。 そんな中、侍達の本拠地を突き止めた魔戦将軍マカパインとバ・ソリーは侍達を奇襲し、抵抗むなしく侍達は壊滅状態に追い込まれる。その時ついにD・Sが復活し魔戦将軍を一蹴した。 D・Sの復活に伴いシーラの保護のため、ヨーコ達はエルフの廃都キング・クリムゾン・グローリー(以下KCGと表記)に旅立つが、すでに魔戦将軍達もKCGに向かっていた。そして侍と魔戦将軍との戦いの最中カル=スが現れ、ついに破壊神が復活してしまう。D・Sは合流した仲間達と共に、破壊神に操られたカル=スを救うため破壊神の分身を倒してカルを解放するが、すでに完全復活した破壊神が迫りつつあった。 罪と罰編 復活したアンスラサクスに対抗するため、伝説の「エウロペアの十賢者(以下、十賢者と表記)」が現れ竜戦士とD・Sを融合させようとする。しかしD・Sはそれを拒否。アンスラサクスによって融合前の竜戦士を破壊されてしまうものの、闇の力の活性化により増大したD・Sの力でアンスラサクスは倒される事となった。トドメを刺そうとしたその瞬間、D・Sは殺され何処かへ封印されてしまう。 破壊神や邪神群とは高次元の天使達が受肉するための触媒に過ぎず、真に人類を滅ぼそうとしていたのは人類を導くはずの神と天使達だった。その真実にヨーコは愕然とする。絶望した彼女に襲い掛かる天使達の前にルーシェが現れそれを救う。彼の正体は堕天した最高位の天使ルシフェルであり、人類の味方としてヨーコにD・Sの復活の方法を伝える。星幽体のまま実体化したルーシェは力を使い果たし消滅するが、人類最後の希望であるD・Sの復活を阻止しようとする天使達に対抗するべく、魔戦将軍や復活した竜王子ラーズが現れ、D・Sを復活させるためのエネルギーを発生させる霊子動力炉を守る闘いに挑む。 一方、封印空間に堕ちたはずのD・Sは地獄の下層にで邂逅した悪魔王サタンに「仲間になれ」と迫られる。D・Sがこれを断るとサタン配下の悪魔大元帥ポルノ・ディアノが圧倒的な力でD・Sに挑んでくる。 背徳の掟編 「方舟(KCG)」の墜落から4年。魔戦将軍マカパイン、バ・ソリー、シェラは天使と悪魔の戦闘によって荒れ果てた世界で安住の地を求める人々と共に旅を続けていた。だがそこへ悪魔達を率いる魔神コンロンが現れ、人々に襲いかかる。しかし、そこに4大熾天使ミカエル、ガブリエル、ラファエル、ウリエルが地上に顕現し、天使vs悪魔の戦いが始まろうとする中、地獄から復活を果たしたD・Sも参戦する。 遥かに格下であるはずのコンロンに何故か熾天使達の攻撃は通じず、ウリエルは真の力である「執行官形態(エクスキューショナーモード)」に変身し、神槍グングニルによって初めてコンロンの核に攻撃を届かせる。そして、その衝撃によって裂かれた空間から、D・S達は地獄の第一層「無信仰地獄」に堕ちてしまう。コンロンは倒されたかに見えたが、人間の科学の力によって自分の体にウリエルの妹であるアムラエルを融合させ、天使の攻撃を無効化させる術を得ていた。結果、ウリエルは7大悪魔王のベルゼバブの策略にはまり「堕落(フォール・ダウン)」し、魔神へと姿を変えてしまう。D・Sは悪魔王達から抜き取った7つの「ユダの痛み(ジューダス・ペイン)」の平行励起により圧倒的な力の差を見せつけコンロンを倒し、すぐさま魔神となったウリエルとの戦いが始まった。 魔力の刻印篇 諸般の事情により中断された「罪と罰編」から直接に続くエピソード。作者の同人誌『BASTARD!! -未使用・改訂版-』において一部が掲載され、先立って発表されている(中断と同人誌掲載についての詳細は下記節、#その他話題を参照)。 その他 贄編 現代を舞台とした「D・S誕生編」。作者の読み切り作品である『微熱口紅(びねつるーじゅ)』の主人公上座達郎と、その姉でヒロインの上座頼子が登場している。また最後にはウリエルが登場しており、直接的な物語の伏線が描かれた。「0話」と銘打たれたエピソードのみが発表されており、単行本19巻に収録されている。

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